ワンピースが日本随一の人気漫画になった背景

『ワンピース』は連載開始から20年目に入り、言わずと知れた日本漫画史上最高の人気を誇る一大巨編漫画とも言え、単行本の累計発行部数も3億を軽々と超えます。

その間、アニメ化や映画化もされて莫大な興業収入を収め、さらには演劇化もされたり、各企業もワンピース人気に便乗して自社商品とのコラボを模索するなど、今では市場ベースにおいてもそのブランド性は高まるばかりです。

『ワンピース』がここまで絶大な人気を得た理由は主に2点考えられます。

まず第一に、作者尾田先生の遠大な構想力が挙げられます。

尾田先生は『ワンピース』に対して、読切り当初からその世界観を徹底的に磨き上げ、連載開始後も様々な伏線を敷いて物語の奥行きを広げていっています。

従って、長編漫画にありがちなマンネリ化に陥る事なく、その物語性に読者が引きつけられるのでしょう。

そして第二に、物語の随所に散りばめられる、数々の感動シーンでしょう。

物語の各編ごとに必ず挿入され、分かってはいるけど泣けてしまうという経験をした読者は、私だけではなく多くの読者が共感する所でしょう。

物語の中で現在でも回収されていない伏線がまだ数多くあり、今後の展開も予測不能で読者はその展開から目が離せません。

しかし最も特筆すべきは、読者の関心をしっかりと鷲掴みにする尾田先生の壮大な創作力に人気の理由があるという事でしょう。